梶山書店物語〈壱〉
自分も悪いと思うが、その真っ最中だった。

何も言わずに逃げてしまった。

殺されるという恐怖。
気持ち悪いという吐き気。

それから男に触られると吐き気がした。

唯一、喧嘩をしてる時だけが不思議と吐き気が起きない。

逃げ出した中学3年から千尋くんとも逢わない生活を送った。きっと怒ってるから殴られる恐怖があった。

高校も千尋くんと違う更に上の高校に入学と同時に実家を離れた。

もともと頭が弱い詰め込んだだけだから入ってから勉強には苦労した。




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