再会~初恋のやり直し~
私はなんだか、ウーロン茶なのに頭がくらくらする。なんか気分がよくなってきた。

「素敵~!いいな~!私もそんな恋愛してみたかったな~!」
と、急にしゃべりだした私。

「なんか、山田さん酔っ払ってない?」
市原君があわてる。

「ウーロンハイだからね。それ。」
といってケラケラ笑う浅野さん

それにつられて私もケラケラ笑う。なんか楽しい。その後のことは何も覚えていない。気がついたときには市原君の家のベットの中だった。

「おきた?」

「市原君!私・・・?」

「お酒、弱いんだね。無理やり飲ませちゃったみたいで、ごめんな。大丈夫か?」

「ここは?」

「あーオレの寝室。何もしてないから安心しろ。」

「・・・・」

私はなんだかドキドキした。とても恥ずかしくて、市原君の顔がみられなかった。

「今、何時ですか?」

「まだ朝4時前だよ。」

「帰らなくちゃ!」

「もう少し、大丈夫じゃない。子供も旦那もいないんでしょ?」

やさしく微笑んだ市原君は黙ってコーヒーを入れてくれた。


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