だから、笑わないで。


「ていうか普通気付くだろ。あんなん」

「え、そんなに?」

「まあいいから。で、いつから?」

「…………はじめてあったときからずっと……」







はじめてあったときからずっと……
憂は俺にとってたったひとりのおんなのこだった。




幼いながらに守りたいって思ったんだ。







…………………


……………


………






『りんくんっ!どこにいくのっ?』

『ういがすきなところだよ。ういは何がすき?』

『りんくんとれんくん!』

『えっ……』

『ずっといっしょにいたいの!』

『うん………』







『『やくそく』』






ゆびきりげんまん

うそついたらはりせんぼん

のーます!

ゆびきった!





『これでやくそくだよー!』








幼い頃の憂が、笑う。


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