夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「夢帆」

間もなくして、聞こえた声。

・・・

私は眠ったはずなのに…


そっと目を開けた。


「おはようございます」

そう言って微笑んだのは。




「・・・夢斗」



「夢で会うのは、久しぶりですね?」



私は迷うことなく、

夢斗の胸に飛び込んだ。



「夢帆の心は、

まだ大丈夫だって聞いていたので、

夢の中なら、話ができると思いまして」



「ずっと・・・こうしたかった」


「私もです…」
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