家族☆ごっこ★
うちもおおきいけど ここはまたさらに大きい。

「お金持ちですか?」

「じいちゃんとがね。」

「うわ…。」

「俺は 前のちっこい家の方が好きだったんだけどね。」

「前はちっこかったんですか?」

「そう 貧しいけど楽しい我家って感じ?
ま 俺も大人になったし…もういいんだけどさ。」


車を降りると 男の人が走って来た。


「こら 淳 勝手に車使って。」ゴルフバックを持って
先輩の顔を睨みつけた。

「ごめん~だってさ 誰か迎えくるって聞いたから。」

「予定は変わるんだ。俺の許可なく車出すな。
ぶつけられたりしたらたまったもんじゃない…お?
お客さんだ……。」

いきなり顔付きが優しくなった。

「尾坂 琴子です。はじめまして。」

「淳の父親です。あれ?この間の子と…違うだろ?」

「あ 全然関係ないんです。」

「そうなんだ。」

お茶目な父親だと思った。

「余計なこと言うなよな 親父。」

「だってね…うふ?言っちゃった?」
なんかくぁいい~~~おじさん。
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