家族☆ごっこ★
朝・・・・

「もう全然寝れんかったし・・・・。」

寝たと思ってベットに寝かすと
信之介はすぐに起きて泣いた。

その繰り返し 私はどんよりしてる。

来週から新しい学校だけど
今日は転校することも言わないといけないし


まだ通いだして日が浅いから
まあ 転校のいいけど せっかく勉強して必死で
入った公立高校だった。

「って ごはんは・・・・。
そう言えば昨日の夜も食べなかったから
お腹めっちゃすいてる。」

信之介のオムツをとりかえて もちろん
ピストルの銃口の上にガーゼを乗せた。


だっこして降りて行くといい匂い。


「おはようございます。」

女の人の声だった。

「おはようございます。」

「ベビーシッター兼家政婦の大野です。」

「ああ お世話になります。琴子です。」


でっぷりしてるおばさんだった。


「平日は朝6時から参ります。
朝食は用意しますけど 夕食は下ごしらえして帰ります。
冷蔵庫の中はお二人で考えてください。
夕飯はリクエストに答えますので。」

迫力あるおばさんだ。
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