【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
少しすると、相沢さんは私の抱きしめる力を緩めた。

「ごめんな。男のことでつらい思いしたのに、まして車の中で…
 それなのに、俺…」

『そんなことないです。
 私相沢さんに抱きしめられても怖いって思わなかった。
 逆に安心できたんです。』

「それ…ほんと?それならうれしいよ。」

相沢さんは腕の力を入れて、私を抱きしめてくれた。

とっても安心する。

ほっとできた瞬間だった。


時間がどれくらいたったんだろう…

私は、相沢さんの車で自宅まで送ってもらった…

『ありがとうございました…変な話を聞かせてしまってすいません』

「いいんだよ。七瀬さんのこと知ることできたから…
 そうだ。携帯出して…メアド教えて。」

『あっはい。これ…』



「じゃあ…遅くなっちゃってごめんね。また…」

相沢さんはそういうと車を走らせて帰って行った。


きっともう、会うこともないだろう…

そんな気がしていた。
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