俺様アイドルの甘いキス




「あの……流司様…////」




突然、前の方から控えめな声がする。




「私を…お忘れですよ」




なんだか居たたまれない様子で、バックミラー越しに目があった。




そういえば……運転手さんいたんだーー!!!




「…………チッ…」




不服そうな顔を浮かべ、青葉くんは舌打ちした。




「ご、ごめんなさい!」




かわりに私が運転手さんに謝る。




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