冗談ばかりの彼氏さま
しかも周りを見て!
女の子が悲鳴上げてるから!
「は、離してっ…」
「だめ。結真が悪い子だから。なんで帰れないの?」
んもぉ~~!
なによっ!
巽といい、椋也といい!
「今日の放課後、美化委員で花の手入れしなきゃいけないの……遅くなるから…」
あたしはイライラしながら
ちゃんと説明する。
べつに椋也が嫌なわけではない。…キライだけど。
ちゃんとした理由があるってことを知ってほしい。
すると、椋也の口が
ゆっくりと動き出した。
「へぇーそうなんだ。なら俺は平気だよ?俺も美化委員だから」
「へぇー……ぇえっ!?」
いまなんて?
美化委員? 椋也が?
全然 知らなかったんだけど!