素直じゃないあたしを温めて
そんな俺は、リンカさんに自分の事を話したくなった。
俺が、もっと話をしたいと言ったら、
「私の家来る?今、親居ないし」
と言ってくれた。
俺はもちろん頷き、二人で手を繋いでリンカさんの家に行った。
家に着いて、リンカさんの女の子らしい部屋に入って、ふわふわしたじゅうたんの上に座った。
それから俺は、自分の事、家族の事などを全てリンカさんに話した。
母親の事、兄貴の事…………自殺しようとした事。
全て話し終えると、
「!?」
状況を理解するのに時間がかかった。
リンカさんは、俺にキスをした。
「私が……拓未くんを温めてあげよっか?」
リンカさんは俺の頬を撫で、
誘惑するような目で俺を見た。