素直じゃないあたしを温めて

俺達はそのまま、二人で裸になって抱き合った。


勉強ばっかりしていた俺も、

男なんだから、実は興味があった。



やり方とかはあんまり分からなかったけど、リンカさんがリードしてくれた。




「中学生の子とするとか新鮮だったわぁ」



部屋に脱ぎ捨てられた服を拾いながらリンカさんがそう言った。



「拓未くんって、中学生のくせに体は結構良いんだよね。あ、あと顔もね」


「はは、そうすか」


「うん。私、結構拓未くん好き」




“好き”



嬉しかった。



自分の全てを認めてくれる人が居た。

自分の全てを受け入れてくれる人が。



俺の居場所が見えてきたような気がした。


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