素直じゃないあたしを温めて

俺とリンカさんは結構会うようになった。


付き合っても無い。

付き合おうという話も出ない。



ただ、会って、セックスを繰り返すだけ。



……セックスフレンドになった。




俺は、リンカさんとセックスをする時だけ

全てを忘れられる気がした。



どんなに母親に嫌味を言われても、

忘れられるような気がした。



孤独や寂しさを埋められた気がした。





もう、こうなったら……



俺は、とことん母さんが嫌いなタイプの人間になってやろうと思った。



離れてやろうと思った。

どうせ、嫌われるならもっと嫌われようと思った。




それからだった。

俺がいわゆる“ヤンキー”達とつるむようになって、


俺も金髪に染めて“ヤンキー”になったのは。
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