幼なじみじゃイヤなんだ。 Before
「ふんっ、まあいいわ。見なかったことにあげる」


「……ありがとう姉貴!」


「その代わり、貰ったお年玉をよこしなさい」


「は……?」


「欲しいブランドの財布があるの。それで手を打つ!」


「はぁ?何言ってんだよ!」


「受験生にお年玉なんて必要ないじゃん!勉強だけしてりゃいいのよ!それにさぁ……」





姉貴がいやらしく微笑む。




「いいのかなぁー?桜パパに言っちゃっうよー流瑠が桜ちゃんを襲っていましたって……むふふっ!」


「なっ!?」




この鬼姉!!
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