花散らしの雨
…まぁ、ごっこ遊びを深く追求しようとも思わねーけど。
「ねぇねぇっ続き描かないの?!」
突然しがみついて催促し出した美輪にびびって声が上擦った。
「これから飯にしようと思ってたんだよっ」
くっつく美輪を身体から離して、やれやれと昼飯を買いに行く事にした。
…と、こいつをこのままにってのもヤバイか?
「…あんたはどーする?」
一応美輪に聞いてみる。
「あっあたしもついて…」
「ここの桜の精が、他の場所行けるのか?」
「うッ」
押し留まる美輪。
そして、タイミングよく美輪の腹の虫が盛大に鳴った。
「〜〜〜ッ」
…しゃーねーなぁ。
「何が食べたい?」
「あんパン!!!!」
張り切って言われた。
「やっぱり春は桜あんパンよね〜〜〜」
俺の横でパンを頬張る美輪は妙に子供っぽい。
実際子供だが。
「美輪さー、黙ってたらいいのにとか言われない?」
「は?言われないわよ。あたしはあたしだもんっ」
うわ…独りよがり。
まぁぶりぶりしてるよりいいかもな…?
昔こういう奴クラスメイトに居たな。
超美形なのに妙に中身ギャップある奴。
そいつ……俺の絵を褒めてくれたっけ。
……ってか!
俺は一体何をやってるんだ?!
こんなガキのおもりを…
……桜の花びら。
舞う。
こいつは、美輪は
なんでここに?
「ねぇねぇっ続き描かないの?!」
突然しがみついて催促し出した美輪にびびって声が上擦った。
「これから飯にしようと思ってたんだよっ」
くっつく美輪を身体から離して、やれやれと昼飯を買いに行く事にした。
…と、こいつをこのままにってのもヤバイか?
「…あんたはどーする?」
一応美輪に聞いてみる。
「あっあたしもついて…」
「ここの桜の精が、他の場所行けるのか?」
「うッ」
押し留まる美輪。
そして、タイミングよく美輪の腹の虫が盛大に鳴った。
「〜〜〜ッ」
…しゃーねーなぁ。
「何が食べたい?」
「あんパン!!!!」
張り切って言われた。
「やっぱり春は桜あんパンよね〜〜〜」
俺の横でパンを頬張る美輪は妙に子供っぽい。
実際子供だが。
「美輪さー、黙ってたらいいのにとか言われない?」
「は?言われないわよ。あたしはあたしだもんっ」
うわ…独りよがり。
まぁぶりぶりしてるよりいいかもな…?
昔こういう奴クラスメイトに居たな。
超美形なのに妙に中身ギャップある奴。
そいつ……俺の絵を褒めてくれたっけ。
……ってか!
俺は一体何をやってるんだ?!
こんなガキのおもりを…
……桜の花びら。
舞う。
こいつは、美輪は
なんでここに?