永遠の愛

「んじゃあ、俺とゆーくんっつー奴とどっちがいい?」


小学生レベルなのか。

香恋ちゃんが好きだと言っていたゆーくんとやらと自分を比べる翔にまた私は苦笑いする。

でも何となく私も聞きたかったのか、答えを出す香恋ちゃんをジッと見つめた。


でも香恋ちゃんは相当悩んでるらしく難しい顔をして首を傾げる。


だからまたそんな表情をする香恋ちゃんも相当可愛く感じた。


「つか、そんなに迷うのか?」


ご飯を口に運びながら翔は苦笑いをする。


そして最終的に“どっちも”と答えをだした香恋ちゃんは、相当にゆーくんって言う男の子が好きなんだとそう思ってしまった。

暫く香恋ちゃんと楽しく会話をしてると、不意に聞こえたチャイムの音で玄関に視線を送る。


「パパだよ」


そう言うと香恋ちゃんは翔に抱えられたまま玄関へと向かっていく。

それに釣られるように、私はソファーに置いてある香恋ちゃんの鞄を持って、玄関へ向かった。


「パパっ、」


未だに慣れないその香恋ちゃんの響。

まぁ香恋ちゃんの響と言うか、パパの存在であろう諒ちゃんに慣れてない。
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