永遠の愛
「だって、正直こうやって居るのもいいけど時間の使い方が分かんなくてさ」
思った通りの言葉を先行く翔に問い掛ける。
今までがハード過ぎた所為もあって、何もしない毎日が退屈で仕方ない。
ましてや葵までもが働きだしたから、今まで会ってた時間が余計になくなり退屈さを増す。
こう言う生活に向いてないんじゃないかって、そう思う。
「まー…そう言われると何とも言えねぇけどな。昔っから変わってねぇな、そー言う働き者の性格」
苦笑いでクスクス笑った翔はもう一度椅子に座り、残りのご飯を口にしていく。
「それは翔だって同じじゃん」
「俺は男だからな」
「それ、関係ある?」
「あるに決まってんだろうが。まー…美咲が考えな」
「うん」
ソファーに座りこんだ私は諒ちゃんがくれた紙に目を通していく。
ザッと書かれた色んな職場。
塾関係や、補助の学校教員。
だけど、これが諒ちゃんの字じゃないって事は直ぐに分かった。
唯一こう言う事に詳しいのは田口先輩しか居ない。