雨上がり
どれぐらい泣いたのかな?


その間、蓬莱君は何も言わずにずっと抱きしめてくれていた


「ごめんね…授業さぼらせちゃって…」


「別に、最初からそのつもりだったから

それより…あまりため込むな、何かあったんだろ?

何かあるんなら、話きくけど?

まあ、言いたくなければいいけど…」


「うん、ごめんね?」


この、いじめのことは話せない…


特に蓬莱君には…



だって、このことには、




蓬莱君が関係しているから






< 68 / 133 >

この作品をシェア

pagetop