嘘つきヴァンパイア様

都会の明かりになれた涼子の目には少し暗いけれど不便ではく、ドアを閉め歩きだす。

「凄い…な」

先がよく見えない廊下を永遠と歩く。その建物の景色はどこかヨーロッパな囲気をかもしだしていた。


床に敷いてある金色の模様がる赤い絨毯もとてもお洒落。


呉羽はいいところに住んでいたんだなと涼子は思った。


あの時、天国より遠いとはこのことだったのだと実感しながら歩いていると、向かいの突き当たりから誰かの足音が聞こえる。


リズミカルに歩く足音。その音に涼子の胸がドクンと嫌な音をたてた。いつものように頭にイメージが流れこみ、足が無意識に止まる。


殺意のこもった鋭い瞳、頑丈な鋼も一瞬で引き裂くような爪に身震いがし涼子の足がすくみ息をのむ。


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