嘘つきヴァンパイア様


***

「あぁ。そのことか。言ってねぇけど。だって、言ったら涼子来なかっただろ?記憶がないんだし」


「そ…そんな…」



だいたい、二時間くらいだろうか。涼子の体内時計がそのくらいの時間の流れを感じたころ、呉羽が部屋にきた。


部屋は涼子が最初に目覚めた時の部屋。


レシィに「この部屋は涼子様のものです」と言われ、レトロな白い椅子に座りながら呉羽が来るのを待っていた。


案の定、呉羽はおとずれた。すぐにご飯を食べていた時のことを話せば呉羽は悪びれる様子もなく言う。



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