嘘つきヴァンパイア様
「あ、あの、ごめんなさい!大丈夫ですか!?お怪我はありませんか!?」
「あ…は、はい。大丈夫、です」
にこりと笑い平然としたまま手を振れば、その女性は楓と涼子を交互に見つけもう一度頭を下げる。
「そう、ですか…あの、本当にごめんなさい。怪我、特になくて良かったです」
「いえ…あ、でも…綺麗なお花が台無しになっちゃいましたね」
「いえ、いいんです。本当にごめんなさい」
そう、謝り彼女は素早く割れた植木を片付け深々と頭を下げ、再び階段をかけのぼって行った
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