嘘つきヴァンパイア様



最初の頃は本当に小さなことだった。


近所の人がメロンを持って来てくれる映像をみた数分後に本当にメロンを持ってきてくれたり、小学生の運動会でのリレーでチームメイトがバトンを落とし最下位になってしまう。


だが、だんだんと成長していくにつれ違う映像をみるようになった 。


それはまさに、今のように誰かか怪我をする映像や映像や付近で起きる事故や事件。


見始めた頃はとても怖かった。どうして自分だけがこんな映像をみるのだろうと、涼子は何度もおもった。



嫌で嫌で仕方がなかったけど、それは神様が与えてくれた力だと母親からの言葉でそれを受け入れることにしたのだ。


だから、この力を憎んでなんかない。このように大切な友達も守れる。そう思えば、嫌なものではない。



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