嘘つきヴァンパイア様



***


それから、湯殿で涼子は汗を流した。


屋敷の湯殿はとても広い。白い柱に囲まれた内風呂があり、外には大理石に似た石で造られた露天風呂がある。

大きな木が数本あり、外からは見えないようになっていた。


この湯殿は数回目だが、まるで貸切状態は涼子のお気に入りになっている。


そして、もう1つのお気に入りはこのシャンプーだ。神様の世界にシャンプーと言う言葉が合うのかはわからないが、レシィが『涼子様専用』と、冥界のもので作ってくれたらしい。



フローラルないいかおり。


それに癒されながら、涼子は少し長い入浴を楽しんだ。


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