嘘つきヴァンパイア様


「最近、本当に色々と思い出すな。俺は嬉しいけど、無理はするなよ」


「して、ないよ?記憶は思い出したくても思い出せないし…まぁ、焦っているのは事実だけどね」

「そうだな。それより、これから夕食だろ?俺も行こうかな」


珍しい提案に、涼子はバッと呉羽の顔をみる。


冥界で、何度も食事をしているが、呉羽と食べたことは一度もない。


食べるときは、必ずレシィと2人きりだった。寂しくはない。そう言ったら嘘になる。だから、嬉しく「うんとと、頷くとすかさず冷たい声が響いた。


「呉羽様、いけません。まだ、やることが残ったいるではないですか」


眼鏡をクイッと押し上げ、切れ長の瞳で涼子と呉羽を睨む。


相変わらず、この蛇のような瞳が涼子は苦手。



初めてあった時に、みた映像はハッキリと涼子もおぼえていて、ユノは怖い存在だった。

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