嘘つきヴァンパイア様
(たまたま、なの?そう、なのかな)
「そっか、そうだよね」
まるで洗脳されているかのように涼子は納得してしまう。
これも呉羽の力と涼子が呉羽を好きだからだ。同時に少し安心し次の疑問をぶつけた。
「あのさ、実がもうひとつ聞きたいことあるの。呉羽は私のこと、カトレア様の生れ変りだから近づいて恋人になったんじゃないよね?今日、家来さん達の会話を聞いちゃって」
疑問とは家来たちの話していた内容。もともと、このことを聞きたくここに来たのだ。
それで、日記を見つけてしまい不安感を煽った。
呉羽を見上げながら言うと呉羽はフッと鼻で笑みを零す。
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