嘘つきヴァンパイア様
そんな事が続くとある日、ある、部屋に呉羽とユノがいた。
「それで、子供の方はどうなのですか?ここ何日も乱暴に事を運んでいるとレシィから報告をうけています。衰弱も激しいようですが…大丈夫なのですか?」
「さぁな。あれだけ抱いていれば、大丈夫だろう」
ユノの言葉に返答しながら、黙々と手元のペンを走らせる。
その行動を見ていたユノは大きなため息を吐きながらメガネを押し上げる。
「我が主人よ」
「……」
「そのようなお顔をされるのであれば、お止めにやってはいかがでしょうか。そのように、涼子様と離れている間、何かを忘れるかのように没頭して。全く、らしくないですよ」
ユノの言葉に、呉羽は彼を睨みつけた。
「これは、失言でした。ですが、彼女のお話をする時と、彼女を抱いてきた後のお顔はよくにている」
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