三番街の天才ランナー



「あぁ、まだ亜耶にも話してなかったな。俺達、帝国鬼ごっこに出ようと思ってる。」



「て、輝、ほんとに出るの?でもあれって、毎年何人も死ぬじゃない?輝死んじゃったらあたしほんとに…」



みんなが見てるのもかまわず、俺は亜耶の頬にキスをした。



亜耶は顔を真っ赤にして教室を出ていっちゃったけど、分かってくれたと思う。



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