わがままハーブティーはいかが?



「なっ!ななな!!西島が運んだの?・・・前回より痩せた?何よ!前回って!?」


私は西島が言ってることが理解できなかった


「98ページ参照でございます。お嬢様は気づけば屋敷のソファーで寝ていたと書いてありますがそれはなぜでしょう?」


西島は私に顔を近づけそう言った


「そ、それは・・・寝ぼけてソファーについてそのまま寝たんじゃ・・・」


「それは、お嬢様にはありうるかもしれませんが一般的に寝ぼけて屋敷のソファーまでたどり着くことはできないかと。」


「じ、じゃあ・・・ににしじまが、私を運んだって言うの?」


・・・これが本当ならば私はこの執事に失態をさらしすぎている


「はい、その通りでございます。」


私の頭上から隕石でも落ちたような衝撃がはしった



「う、嘘でしょ?どうせまた私をからかってるんでしょ?」


お願い!神様、仏様!!
嘘だと言って!!


「いえ、からかってなんていません。それに、わざわざ嘘をつく必要がありますか?」


・・・今すぐ、穴があったら入りたい


とっさに私は布団を頭までかぶった












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