わがままハーブティーはいかが?





「そんなにはっきり

言わなくても・・・。」



私は少しふくれっ面で

西島にそう言った。




「では、否定したほうが

よかったでしょうか?」


そう言う西島は、私に顔を近づける。



ちょ、近いって!!



「顔、近い・・・。

ま、前向かないと事故を起こすわよ!!」




やばい。私、顔真っ赤だ。



「お嬢様は可愛いですね。」



西島はそっと微笑むと

前を向きなおしたした。









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