理想の瞳を持つオトコ ~side·彩~
「アミューズ・ブーシュで御座います。
こちらから順に…
マッシュルームのサラダ ピクルスのジュレ 真鯛の薄切り。
トウモロコシのクリーム スーズの香り。
パースニップのシャンティ 大根とイクラ添え。
で御座います」
「アミューズ・ブーシュって、さっきのアミューズとは、どう違うんですか?」
そう口にすると、ウェイターさんよりも早く口を開いたイッセイが…
「アミューズは、居酒屋のつきだしと一緒や。
ここでは、アミューズ・ブーシュって呼んでるけど…
元々は、アミューズ・グール言うて…
直訳すれば『お口喜ばせ』ってコト。な?」
イッセイがウェイターさんに目配せすると…
ウェイターさんも『正解』と言うように、ニッコリ微笑む。
「俺かて、これ位は答えられるんやから、俺に訊いて。
やっと帰ってきたんやから、他の男や無ぅて俺と話をして」
だだっ子みたいなスネた顔に、思わず…
「かわいい」
と笑うと…
急に立ち上がったイッセイが、私を上から見下ろし…
そのまま口づけてくる。
「んんっ!」
背中を叩いて抵抗してみても…
舌は深く、深くに入ってきて、逃げ場はない。
躰から抵抗する力が抜けると、唇も離され…
「かわいいだけじゃ、物足りひんやろ?」
ニヤリと笑うと、何事もなかったかの様に食事を再開し…
ウェイターさんも、何も見てないといった様子で、給仕を続けていた。
こちらから順に…
マッシュルームのサラダ ピクルスのジュレ 真鯛の薄切り。
トウモロコシのクリーム スーズの香り。
パースニップのシャンティ 大根とイクラ添え。
で御座います」
「アミューズ・ブーシュって、さっきのアミューズとは、どう違うんですか?」
そう口にすると、ウェイターさんよりも早く口を開いたイッセイが…
「アミューズは、居酒屋のつきだしと一緒や。
ここでは、アミューズ・ブーシュって呼んでるけど…
元々は、アミューズ・グール言うて…
直訳すれば『お口喜ばせ』ってコト。な?」
イッセイがウェイターさんに目配せすると…
ウェイターさんも『正解』と言うように、ニッコリ微笑む。
「俺かて、これ位は答えられるんやから、俺に訊いて。
やっと帰ってきたんやから、他の男や無ぅて俺と話をして」
だだっ子みたいなスネた顔に、思わず…
「かわいい」
と笑うと…
急に立ち上がったイッセイが、私を上から見下ろし…
そのまま口づけてくる。
「んんっ!」
背中を叩いて抵抗してみても…
舌は深く、深くに入ってきて、逃げ場はない。
躰から抵抗する力が抜けると、唇も離され…
「かわいいだけじゃ、物足りひんやろ?」
ニヤリと笑うと、何事もなかったかの様に食事を再開し…
ウェイターさんも、何も見てないといった様子で、給仕を続けていた。