理想の瞳を持つオトコ ~side·彩~
「間もなく、アヴァン・デセールを御用意致しますが…
もう少しお飲みになるようでしたら、あちらのBARへ御案内致します」
ウェイターさんの手の先には、ミニバーカウンターがあり、レストランの中にこんなスペースがあるコトにイきながら、ッセイ…の表情を窺うと
「飲み足りひん時には、部屋でゆっくり飲み直そ?」
そう言うイッセイの顔には、自惚れかもしれないけど…
『早く2人っきりになりたい』
って、書いてあるような気がして、嬉しさと恥ずかしさが込み上げてくる。
緩む頬をごまかすように頷くと、ウェイターさんが…
「それでは、御用意致します」
と言うと、サッと…
アーモンドのフロランタンを一口サイズにしたものと、デザートワインが運ばれてくる。
それらをいただいている間に、デザートが用意され…
「デセールは、りんごのシブーストで御座います。
こちらのきな粉アイスは、抹茶のエスプレッソと共にお召し上がり下さい」
さっきまでは、あんなにセツナイほろ苦さだと感じた抹茶も…
イッセイと見つめ合って食べるだけで、香りまで円やかに感じる。
「美味しい」
顔のニヤケが止まらない私を見つめるイッセイもまた、頬が緩んでる。
「カフェ・ウ・テは如何なさいますか?」
ウェイターさんの問いかけに…
「何を打てば良いんでしょうか?」
キョロキョロと、打ち鳴らせそうな物を探すと、イッセイが吹き出す。
「食後の飲み物を訊かはったんや」
クックックと笑うイッセイに、顔を赤くしながらウェイターさんを見ると…
全く動揺する素振りも見せずに、穏やかな表情で…
「プティフールには…
レモンピールをふんだんに使用したタルトを、御用意致しております。
御紅茶をお勧めしたいのですが、如何でしょう?」
と言って下さり、お願いする事にした。
紅茶とお菓子を頂きながら…
「あ~、幸せ。
お腹いっぱい」
と独り言を漏らすと…
「えっ?
一緒に居られて幸せ?
この後は、俺でお腹いっぱいにしてほしい?」
なんて、また勝手なコト言うから…
「酔ってるんじゃないの?」
と、あしらうように言ったのに…
「酔うてるよ、アヤに」
なんて、歯が浮きそうなセリフをニコニコしながら言うから…
恥ずかしくて、顔が上げられない。
「ホンマは、酔うてる言うより溺れてんのやけどな」
…今のは、私を好きになったってコト?
それとも、オトナの言葉遊び?
初めて聞く単語に、躰が熱を持つのは、飲みすぎたせいなのかな…
もう少しお飲みになるようでしたら、あちらのBARへ御案内致します」
ウェイターさんの手の先には、ミニバーカウンターがあり、レストランの中にこんなスペースがあるコトにイきながら、ッセイ…の表情を窺うと
「飲み足りひん時には、部屋でゆっくり飲み直そ?」
そう言うイッセイの顔には、自惚れかもしれないけど…
『早く2人っきりになりたい』
って、書いてあるような気がして、嬉しさと恥ずかしさが込み上げてくる。
緩む頬をごまかすように頷くと、ウェイターさんが…
「それでは、御用意致します」
と言うと、サッと…
アーモンドのフロランタンを一口サイズにしたものと、デザートワインが運ばれてくる。
それらをいただいている間に、デザートが用意され…
「デセールは、りんごのシブーストで御座います。
こちらのきな粉アイスは、抹茶のエスプレッソと共にお召し上がり下さい」
さっきまでは、あんなにセツナイほろ苦さだと感じた抹茶も…
イッセイと見つめ合って食べるだけで、香りまで円やかに感じる。
「美味しい」
顔のニヤケが止まらない私を見つめるイッセイもまた、頬が緩んでる。
「カフェ・ウ・テは如何なさいますか?」
ウェイターさんの問いかけに…
「何を打てば良いんでしょうか?」
キョロキョロと、打ち鳴らせそうな物を探すと、イッセイが吹き出す。
「食後の飲み物を訊かはったんや」
クックックと笑うイッセイに、顔を赤くしながらウェイターさんを見ると…
全く動揺する素振りも見せずに、穏やかな表情で…
「プティフールには…
レモンピールをふんだんに使用したタルトを、御用意致しております。
御紅茶をお勧めしたいのですが、如何でしょう?」
と言って下さり、お願いする事にした。
紅茶とお菓子を頂きながら…
「あ~、幸せ。
お腹いっぱい」
と独り言を漏らすと…
「えっ?
一緒に居られて幸せ?
この後は、俺でお腹いっぱいにしてほしい?」
なんて、また勝手なコト言うから…
「酔ってるんじゃないの?」
と、あしらうように言ったのに…
「酔うてるよ、アヤに」
なんて、歯が浮きそうなセリフをニコニコしながら言うから…
恥ずかしくて、顔が上げられない。
「ホンマは、酔うてる言うより溺れてんのやけどな」
…今のは、私を好きになったってコト?
それとも、オトナの言葉遊び?
初めて聞く単語に、躰が熱を持つのは、飲みすぎたせいなのかな…