理想の瞳を持つオトコ ~side·彩~
「えっと…本当にごめんなさい」
予想以上に、テンションが下がってしまった、イッセイ。
こんなことなら…
もっと真剣にガイドブック読みながら、勉強しておくんだった。
「…チューしてくれたら許す」
ボソリと呟くイッセイに…
「えっ!?」
幻聴か何かかと、もう一度、訊き直すも…
「アヤからチューしてくれたら、許す。
せやなかったら、もうガイドなんかせぇへん」
スネた口調で、唇を尖らせたイッセイ。
「ほら、早う」
高い位置にある腰を落として、目を閉じて待っている。
立ち止まったままじゃ、周りの観光客の人達だって、不審に思うかもしれない。
精一杯の勇気を振り絞り…
そっと近づいて、ほっぺにチュッと…
一瞬だけ唇を押し付けた。
「…なんや、やっつけ仕事みたいやったで?」
不満そうなイッセイに、ブルブルと首を振って否定するも…
後頭部と腰に手を廻され、荒々しく唇を奪われる。
体温が伝わる舌が、唇を割って入り…
私の口腔を動き回る。
声が漏れてしまわないように…
必死に、イッセイにしがみつくと…
妖しく響く水音と共に、唇が離れ…
「これ位はしてくれないと、キスのうちに入らないからね?」
息の荒くなった私を見下ろしながら…
ニヤリと笑う、イッセイには…
この周囲の視線は、目に入っていないかのように見えた。
予想以上に、テンションが下がってしまった、イッセイ。
こんなことなら…
もっと真剣にガイドブック読みながら、勉強しておくんだった。
「…チューしてくれたら許す」
ボソリと呟くイッセイに…
「えっ!?」
幻聴か何かかと、もう一度、訊き直すも…
「アヤからチューしてくれたら、許す。
せやなかったら、もうガイドなんかせぇへん」
スネた口調で、唇を尖らせたイッセイ。
「ほら、早う」
高い位置にある腰を落として、目を閉じて待っている。
立ち止まったままじゃ、周りの観光客の人達だって、不審に思うかもしれない。
精一杯の勇気を振り絞り…
そっと近づいて、ほっぺにチュッと…
一瞬だけ唇を押し付けた。
「…なんや、やっつけ仕事みたいやったで?」
不満そうなイッセイに、ブルブルと首を振って否定するも…
後頭部と腰に手を廻され、荒々しく唇を奪われる。
体温が伝わる舌が、唇を割って入り…
私の口腔を動き回る。
声が漏れてしまわないように…
必死に、イッセイにしがみつくと…
妖しく響く水音と共に、唇が離れ…
「これ位はしてくれないと、キスのうちに入らないからね?」
息の荒くなった私を見下ろしながら…
ニヤリと笑う、イッセイには…
この周囲の視線は、目に入っていないかのように見えた。