中指斬残、捌断ち儀


「叱るなら叱ってくれ……!金輪際、人様の家で勝手な真似をしないと私は誓おう」


胃がキリキリしすぎて、若干パニックな五十鈴だった。


僕のためと言ってくれればいいのに、どうしてもこの罪悪感を“僕のせい”にしたくはなかったか。


苦渋でも飲んだ顔をしながらも、やることは適切な対応だ。


僕の服を脱がし、汗を拭く。そうして部屋の隅にあったパジャマに着替えさせて、敷き布団の上に寝かせて、タオルケットをかける看病な形だけど……なんか、思い出すと、すっごく恥ずかしい気持ちになるのは無視しておきます。


腹を括った五十鈴さんの行動力は迅速なものでコップに水を汲んできて飲ませてくれたり、額に濡らしたタオルを乗せてくれたりと、風邪っぴき相手に十分なことをしてくれた。


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