中指斬残、捌断ち儀
卑屈に、卑下し、ネガティブで。
自分をおざなりに、自身をないがしろに、己を無視して。
他人に気を使い、常に遠慮し、迷惑を考慮し。
悪いと思い、お礼返しを考え、できないことに悲観して。
優しくされることに手放しで喜べても、優しくしてくれた人たちの苦労を考える。
いくら『苦労なんかない』と言われても、『好きでしている』と答えられても、『礼など要らない』と返されても。
“ゴミ拾い”なんかをさせてしまっている――
『何もかもがてめえのせいだ。あいつらがてめえに優しくしたがるのも、てめえがてめえに悩まされてんのも、てめえの性格が悪いから。
率直で分かりやすいだろ?誰を責めるかも、何が悪いかも明白。ただもう、治りはしねえよ。言ったろ?出来上がっているって。
こうなりゃあ、後は新たなパーツ組み込むしかねえが、あいつらのやり方じゃ変わんねえよな、だってずっと同じだもんよぅ。
いたちごっこにメビウスの輪。家族絆大切なものだとかで美談飾ろうが、根本的には変わらねえ。
だってまーだ、“僕のせい”が続いてるからなぁ』