中指斬残、捌断ち儀


人々にそうであれと願われ、そうなってしまった畏怖の塊が、中指の儀式に選定され、悲惨な死を辿った。


「中指斬惨、罸裁ち義」


苦しかったろう、辛かったろう。さぞや怨めしく、憎かろう。


「生厳儀戯、命落命牢怨怨怨」


故に、呪った。
百々を、あんな儀式を行なった奴らを。


「殖喰蝕たり粛讐宿」


因果応報。
巡り廻って繰り返し。


「呪幸呪清百々断滅」


まったく同じように、悲惨な儀式を、今度は“お前らで続けてやろう”。


ずっと、ここにいるんだ。



「斬惨懺」




誰一人として、帰しはしない――


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