あなたに見守られながら・・・

俺は無意識に詩音の手を掴み、そしてキスをした・・・

「どこだ?どこにキスされた?どんな風にキスされた?何回された?」

そう言いながら、詩音の手に何度もキスをした俺。
詩音の手にキスしながら、俺は前に詩音が木崎とキスしていた時のことを思い出していた。
何度も何度もキスされながら、真っ赤な顔で嬉しそうにしていた詩音・・・
前川にキスされて、また嬉しそうにしていたのか?なぁ、詩音・・・

気付いた時には、ぶるぶる震えていた詩音の体。

俺、いったい何を・・・

「ごめん・・・詩音・・・俺、サイテーだよな・・・こんなことして・・・」

そう言って詩音を抱きしめ謝る俺。でも、詩音の震えは止まらない。
詩音の顔を見ると、恐怖に引きつった顔をしている。

俺が詩音にそんな顔をさせてるのか・・・
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