白緑蝶"vacances【続2】
屋敷から表へ出ようとした
その時、ソラは立ち止まり
振り返った。
「そうだ、マスミ
ゆらのこと任せる代わりに
明日、おまえの望み
なんでも叶えてやるよ
モモちゃんにも、そう
伝えておいて」
「ああ・・・
じゃあ、考えとくわ」
「マスミ、ありがとう
後のことは
よろしくお願いします」
私達は、手を取り合い
夜に・・・消える・・・
「叶えたい夢ねぇ~」
真澄は、さっきまでひわと
繋いでいた自分の手を見つめ
その手で髪をかき揚げた。
飛び出してきたはいいけれど
これからどうしよう
どこへ向かおう・・・
そう思った時、私はある事を
思い出した。
「ねえ、ソラ、私ね
行きたいところがあるの」
「どこ?
そこは、楽園?」
「もちろん」
そう、この場所は夢に見た
楽園・・・
その時、ソラは立ち止まり
振り返った。
「そうだ、マスミ
ゆらのこと任せる代わりに
明日、おまえの望み
なんでも叶えてやるよ
モモちゃんにも、そう
伝えておいて」
「ああ・・・
じゃあ、考えとくわ」
「マスミ、ありがとう
後のことは
よろしくお願いします」
私達は、手を取り合い
夜に・・・消える・・・
「叶えたい夢ねぇ~」
真澄は、さっきまでひわと
繋いでいた自分の手を見つめ
その手で髪をかき揚げた。
飛び出してきたはいいけれど
これからどうしよう
どこへ向かおう・・・
そう思った時、私はある事を
思い出した。
「ねえ、ソラ、私ね
行きたいところがあるの」
「どこ?
そこは、楽園?」
「もちろん」
そう、この場所は夢に見た
楽園・・・