ケモノ女が愛するオトコ〜草食男子の扱い方〜
「…愛…してる」
その声が、一瞬にして私を溶かしていく。
あんたに触れられる度に、私の身体が少しずつ勇気に征服されていく。
私を見たことのない世界へと連れ出していく。
「…痛かったら……言って…?」
私を優しく気遣い、可愛い乙女になったような気分にする。
完敗。
あんたには負けたわ…。
もう、私は逃れられない。
私の愛するオトコ。
甘い言葉で私を支配していくオトコ。
これからも勇気から、
……目が離せない。
「……勇気……」
「…んー……?」
「……好きよ……」
「………知ってるよ…」
……いいえ。まだ、勇気は知らないわ。
どれだけ私があんたに翻弄されているか。