ショコラ~愛することが出来ない女~
「こちらです。どうぞ?」
まだ若そうな店員さんが、奥のテーブル席へと誘導してくれた。
ついたてで一つ一つのテーブルが仕切られてるせいか、完全個室って訳でもないのに妙に落ち着くスペースだ。
「嫌いなもの有ります?
肉と魚どっちが好きですか?」
「二人に任せるわ」
「や、ここは肉ですよ。ね、康子さん。私たち肉食系女子としては外せないでしょう」
いつから森宮ちゃんまで肉食系になったんだが。
まあいいや。
やがてやって来たビールと美味しいご飯に舌包みを打つ。
庄司くんが頼んでくれたのは豆乳鶏鍋。
あっさりしてるけどコクはあって、お箸が進むったらない。
鍋が熱いから冷たいビールも最高。
良い勢いで飲みまくって、ほろ酔い加減になって来た。