咲き舞う華は刻に散る
「何やってんだ、アンタは!?」
「貴様らに殺させるよりも俺の手で殺してやりたかったんだ」
土方に動揺を隠し切れていない声で言われた芹沢は倒れた梅を愛おしそうに見つめていた。
梅の言う通り芹沢は本当は優しい男なのかもしれない。
多分、自ら憎まれ役を買って出るという不器用な優しさを持つ芹沢に梅は惚れたのだろう。
芹沢は梅から視線を外すと、それを三人に向けて来た。
そして、床を蹴り、美桜里に斬りかかって来る。