【完】最初で最後の恋
その後、佳織さんたちと別れその日は終わった。
そして、昨日。
「おはよーございますっ」
店に入ってすぐ、佳織さんに会った。
「おはよう、矢吹くん」
ニコッと笑った彼女だが…
無理して笑ってる気がする。
「無理、したらダメっすよ?」
っていっても、佳織さんは無理しそうだな…。
なんて思ってみれば今日。佳織さんは仕事を休んだ。
「え〜、大島さんは今日熱なので休みです」
マジかよ…、絶対昨日も熱あったよ…。
仕事中――
「矢吹くん!」
店長に呼ばれた。
「はい?」
「今日はもうあがっていいよ!それで、大島さんの様子、見てきてほしいの。これ、地図」
「分りました!」
俺は帰る準備をしていた。
「あれ、龍輝くん帰るの?」
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