わたしとあなたのありのまま ‥3‥
「イチャイチャしやがったら、そらムカつくけど。てか、確実にブチ切れる。けどまぁ、それはねぇだろうし」

うむ、確かに。でも……。


「心配じゃないの?」

だって相手はあの冬以だよ? 甘い言葉製造機だよ? 誰もが認める素敵男子だよ?


「するかよ、心配なんか」

「どうして?」

「お前にとって、俺以上の男はこの世に存在しねぇから」

「なんで? なんでそう言い切れんの?」

それを信頼するための確かな根拠が欲しい。


「てめ、『なんでなんで』うぜぇ。そんなもん、俺にとってもお前以上のがいねぇからに決まってんだろ、ふざけんな」

「へ?」

唖然として見詰めていたら、田所の右手に顔を掴まれ、両頬をむぎゅうと潰された。


「おいブタ。ちゃんと頭使って人の話聞けよ。クソさぶいセリフ何度も言わせんな」


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