わたしとあなたのありのまま ‥3‥
無意識的にノートの上、グリグリと意味もなくシャーペンを走らせ続けていた。
白い紙の端っこに、みるみる変な図形が出来上がる。何だコレ?
私に物言う隙なんか与えず冬以は続けた。
「どこ行きたい?」
「うーん……」
ほんの少し考えてから「プラネタリウム」と、思い付いた場所を取り敢えず口にしてみる。
この春、市の科学館のプラネタリウムが生まれ変わったのをテレビのニュースか何かで観た。
もの凄くでっかい銀色の球がキラキラ光っている映像が脳裏に浮かび、その時抱いた羨望も再び蘇る。
「プラネタリウムか……。いいね。でも朝早く並ばないとね」
「冬以、詳しい。何だったら私がチケット取るよ?」
「なんで? いいよ、俺も並ぶって。朝7時ぐらいに迎えに行けばいいかな?」
「早くない?」
思わず聞き返してしまう。
白い紙の端っこに、みるみる変な図形が出来上がる。何だコレ?
私に物言う隙なんか与えず冬以は続けた。
「どこ行きたい?」
「うーん……」
ほんの少し考えてから「プラネタリウム」と、思い付いた場所を取り敢えず口にしてみる。
この春、市の科学館のプラネタリウムが生まれ変わったのをテレビのニュースか何かで観た。
もの凄くでっかい銀色の球がキラキラ光っている映像が脳裏に浮かび、その時抱いた羨望も再び蘇る。
「プラネタリウムか……。いいね。でも朝早く並ばないとね」
「冬以、詳しい。何だったら私がチケット取るよ?」
「なんで? いいよ、俺も並ぶって。朝7時ぐらいに迎えに行けばいいかな?」
「早くない?」
思わず聞き返してしまう。