大嫌いだから、ね? ③
 
「床。冷たいから、せめて、ラグの上に座って」



 私が部屋に敷いてあるラグを見ながら言うと、光くんはきっぱりと答えてくれた。



「いやだ。ここがいい」

「いやだって・・・」

「ここ以外なら、ベッドに座る。いい?」




 ちょっぴり意地悪な口調でいった彼の言葉に、私はぶんぶんと首をふった。



「だめ! やだ! そこでいいですっ!」



 私の叫びに、光くんは小さく笑った。



「やっぱり、そういうと思った」

「・・・」

「怒った?」



 光くんがうかがうように顔を覗き込んでくる。

 

 や、やっぱり、絶対、近い!

 
 
 



 

 
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