大嫌いだから、ね? ③
「あ、あの光くん?」
むかむかっときていた気持ちを忘れて、熱のこもった瞳でみつめてくる光くんに私は恐る恐る声をかけた。
・・・そんなまなざしで見られると、恥ずかしいというか、どうしていいか、わからなくなるから、やめてほしい。
「あのさ、陽菜」
「はい?」
「おれ、聞きたいというか、確認したいことがあるんだ?」
聞きたいこと?
それなら、私もある。
彼女、未来さんのこと。
彼女と、光くんの関係が知りたい。
「あ、あのね、光くん、私も」
「あのさ、陽菜、あの時、言った言葉は本当?
おれ、本気にしていいわけ?
それとも、そう思いたくないけど、熱が出すぎて、どうかしちゃってた?」
私の言葉をさえぎって、話し出した光くんの表情は怖いほど、真剣だった。