セカンド・サラン~年下君に恋して~
「ねぇ。彼、すっごくかっこいいよね!」

「うん。ちょっと芸能人の〇〇に似てない?」

「えー?もっと背が高いしー。」

「私、タイプ!」

一番若い、美奈子がさっそく名乗りをあげた。

「まさか、結婚してない···よね?

 水木さん、知ってます?」

「ええ。配偶者はなかったと思いますよ。」

「今まで何してたんですか?」

「うん。そのうちわかると思うから言っちゃうけど、

 テレビ局でADだったみたいよ。」

私は、個人情報を漏らした。

「え~~~~!」


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