残酷な華



「相田、」


「うん。」



私たちは巴と他の子達が出てくる前に体育館から離れた。




向かう先は勿論、グラウンド。


砂埃がたった。



「…っ。この広いグラウンドのなかからどうやってスイッチを探すんだよ。」



「……確かに。あ……!あれって。」


私は視界の端に赤い四角い物が映った。


確か、赤は助かる色だった。



「赤か……」
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