ありがとう
紘が和の頭を自分の方に無理矢理向けるた。
「(い、痛そう、誰か!助けて!神様!!あの大魔王から助けてえぇ!)」
紘「ギロ…桜、五月蝿いよ?」
腕で和の首を絞めながら、まるで般若のような顔をしたまま私を睨む。
和「桜…頼む、黙…ってく・れ、俺が…死んでしま…う……」
「いやー!!紘!和が白目向いてるよ!」
紘「ん?あ、ほんとだ。仕方ないなぁ‥和。起きろ和!」
紘が和の襟首を掴んで揺らしながら起こしている。
「ねぇ。そろそろさぁ、トランプやらない?」
私はこの二人とトランプをするのが好きなので、直ぐに切り替えた。