モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~
「アナタがモヤシですか?」



「ま…はい。彼女は?大丈夫なんですか?」


医者の両腕を掴み尋ねた



「はっきり言って非常に厳しいです。ほとんど全身骨折もしてます。」



目を合わせない医者は、無理だと言わんばかりの表情を見せた



「無理じゃない、無理じゃない、無理じゃない、」


ぶつぶつ呟くように俺は言った



「とりあえずもうやる事はやりました。」


そう言って、医者は手術室に戻ろうとした



「待って下さい!これを彼女に、飲ませて下さい!」


手に持ってた水筒を医者に渡した



「なんだねこれは?」



「良いから、早く飲ませて下さい!」



不思議そうな目で水筒を持ち手術室のドアは閉まった



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