家政婦のメイド派遣します!
彼の舌が桃子の耳をペロリと舐める。

「ひゃ…あ…。」

ゾクゾクっと背中に快感がはしる。

「昨日は、桃子を待たせちゃって結果、あんな害虫に触らせちゃったでしょ?責任もって消毒しないと。」

耳元で囁かれて鎖骨の辺りを撫でられた。

ドアを一枚隔てた先には秘書が待機していると言うのに祐樹の手は遠慮なく桃子
の身体を這っていく。

「此処……触られていたでしょ?」

チュッと音を立てて首筋にキスをする。

「やぁ……ん。」

思わず漏れた声に桃子は慌てて自由になった両手で口をふさいだ。

祐樹はその光景を見ながら目を細めて笑う。
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