家政婦のメイド派遣します!
「今日は、桃子は普通の仕事だよね。」

簡単な朝食を一緒に食べながら祐樹が確認してきた。

人出が極端に足りなかった2日間をこなしたのでこの先は暫く桃子がメイドに出る予定はない。

流石にもう少しすれば人員も落ち着いて来るだろうし、彼女の本来の仕事にも支障が出てきては困るのだ。

「うん。もうしばらくはメイドの仕事はないから安心して。」

桃子はミルクをいれたコーヒーを一口すする。

「じゃあ、今夜は3人で食事をしよう。」

彼は手帳を開いて予定を確認する。

「20時なら大丈夫かな? お店を予約しておくから。」

お疲れ様会だよ、と祐樹は言って彼は先に会社へ行く為に桃子を残して家を出たのだった。
< 51 / 101 >

この作品をシェア

pagetop